第107回日本陸上競技選手権(6月2日のみ)

四国を歩き遍路中だったが、6月2日は四国に線状降水帯が発生し、大雨注意報が出された。「これゃ、歩くのは危険」と、急遽、予定を変更して、高速バスで徳島から大阪に向かった。3000mSCの菖蒲敦司を応援するためにだけだ。(私の)期待に応え、菖蒲は、これまで見たことのない「完全燃焼」の激走で、自己新・早稲田新記録を叩き出し、見事3位入賞!表彰台に立った。大阪まで駆け付けた甲斐があったというものだ。菖蒲には、感謝の言葉しかない。私にとっては、弘法大師の「おかげ」かなと思ったほど「感動のレース」だった。。

ところで、第1コーナー前段で、写真を撮ろうとしたら、場内係から「撮影禁止」と注意された。「盗撮」が多いのだろうとは思ったが、男子のレースで盗撮もないもんだ。前段には、堂々と「カメラ女子席」と表示された一角があった。これを差別といわずして、なんというのだろうか。女子が女子選手を「盗撮」して、投稿する可能性だって、皆無とはいえない。陸連にも、女子優先という、いやなポピュリズムがはびこってきたのかな?

扉の写真は、力を出し切ってゴールする菖蒲(前は2着の砂田晟弥)於:ヤンマースタジアム長居

●男子3000mSC
1着 三浦龍司(順大)8分21秒41
2着 砂田晟弥(プレス工業)8分26秒36
3着 菖蒲敦司(スポ科4・西京高)8分28秒16(自己新・早稲田新記録!)


1500mあたりで動き出した、三浦(先頭)は2000mから、独走。興味は2、3位争いに。


ラスト2周、前をいく、実業団選手、潰滝大記(富士通)、新家裕太郎(愛三工業)、砂田に離され、菖蒲のメダルは無理か、と思ったが、ここから得意の逆襲が始まった。

2023-06-06