第101回関東大学対校陸上競技選手権大会(1日目 5月19日)

9年ぶりの国立競技場開催となった「関東インカレ」初日、10000m決勝で、井川龍人が2着と好走した。早大選手が、10000mで表彰台に上がったのは、佐藤敦以来、22年ぶりか(記憶があいまいなので、このブログをさかのぼってみたら、途中でデータが消えていることが判明、写真が消えている部分もあった。そういえば、アップする写真がボヤけている。原因不明)。

12日前の日本選手権で早いレースを経験し、そこそこの結果を残した井川は、自信をもってこのレースに臨んだはずだ。井川は、序盤、後方からジックリとかまえ、中盤からはスローの展開を嫌い、先頭に立って主導権を握ろうとしたが、順大・伊豫田達弥、東洋大・児玉祐輔、明大・富田峻平らもしぶとく食い下がり、一進一退の攻防戦にもつれこんだ。ラストは伊豫田が電撃スパート、そのまま逃げ切った。

●男子10000m決勝
1着 伊豫田達弥(順大)28分42秒85
2着 井川龍人(スポ科4・九州学院)28分44秒82
3着 児玉悠輔(東洋大)28分47秒06

6000mで先頭に立つ井川(写真左)、ラスト1周、伊豫田が猛然とスパート(写真右)、対応が遅れた井川はホームストレートで少し詰めたものの、狙っていた優勝には届かなかった。

●男子1500m予選(組5着+2)
<1組>
1着 飯澤千翔(東海大)3分50秒36
2着 高村比呂飛(日体大)3分50秒78
3着 中村倫希(中大)3分50秒97
5着 間瀬田純平(スポ科1・鳥栖工)3分51秒30
12着 栁本匡哉(スポ科3・豊川高)3分54秒40

栁本(前)は終始先頭を走っていたが、ラスト1周で、失速。代わって、間瀬田が予選通過ラインの5着に飛び込んだ。

<2組>
1着 油谷航亮(順大)3分51秒59
2着 近藤 亨(明大)3分52秒40
3着 菖蒲敦司(スポ科3・西京高)3分52秒460
3着 千守倫央(中大)3分52秒460(同タイム・同着)

菖蒲は余裕がありすぎ、ラストは流す。

2022-05-21