青梅マラソンと同日朝、早稲田大学織田記念陸上競技場で行われた早大長距離記録会で、中谷雄飛(スポ科2・佐久長聖)が28分27秒71の自己新記録をマークした。しかし、狙っていた日本選手権参加A標準(28分20秒00)の突破はならず、10000m出場権への挑戦は2月22日の日本選手権クロスカントリー競走(福岡・海の中道海浜公園)以降に持ち越された(クロスカントリーに出場すれば、B標準はクリアしたので、3位までの入線で出場資格を得る)。なんとしても条件をクリアして、日本選手権の舞台(5月9日・新国立競技場)で戦ってほしい。
なお、中谷は荻久保寛也(城西大=28分27秒02)と一進一退のデッドヒートを繰り広げたが、ラストで競り負け2着だった。
青梅マラソンは多くのの出場選手にとって、日本学生ハーフ(3月1日)に向けての調整の意味合いが強く、記録よりはコンディションの確認だろう。それでも、昨年なかなか結果を残せなかった向井悠介が、安定したペースを刻み、好位でゴール。復調の気配を感じさせた。(扉の写真は、20キロ手前、単独走の向井)
●高校生以上一般30キロの部
1着 田口雅也(Honda)1時間30分45秒
2着 ダニエル・ムイバ・キトニー(トラック・トウキョーRC)1時間31分14秒
3着 川元涼央(黒崎播磨)1時間31分51秒
16着 向井悠介(スポ科2・小豆島中央)1時間36分08秒
24着 山口賢介(文2・鶴丸高)1時間38分22秒
41着 佐藤晧星(人科2・幕張総合)1時間40分51秒
42着 植田航太(文1・早実)1時間40分54秒
43着 黒田 賢(スポ科3・早実)1時間40分54秒
44着 河合陽平(スポ科1・時習館)1時間40分55秒
46着 井上開登(法1・早実)1時間40分58秒
60着 安田博登(スポ科1・市立船橋)1時間42分57秒
71着 太田直希(スポ科2・浜松日体)1時間43分58秒
72着 井川龍人(スポ科1・九州学院)1時間43分58秒
77着 白井航平(文構1・豊橋東)1時間44分38秒
95着 渕田拓臣(スポ科3・桂高)1時間46分19秒
130着 森田将平(スポ科3・修道高)1時間49分09秒
向井(左の写真10キロ過ぎ)と山口(右・20キロ手前)は集団走を選択せず、それぞれマイペースの調整。山口の後方には五輪代表内定の前田穂南(前田は1時間38分25秒の日本新樹立)。
左から河合、植田、一人置いて黒田、その後ろ佐藤、井上。
安田は日大に囲まれ、集団走(左の写真)、(右の写真)左から太田、白井、井川(写真はすべて20キロ手前)。。