長年、言われ続けてきたことだが、早稲田の選手は、なぜか粘れない、なぜか踏ん張れない。その欠点が如実に表れたのが、この予選会だろう。多くの早稲田ファンは失望しているかもしれない。しかし、まあ心配することはない。伊勢を1週間後に控え、燃焼するわけにはいかない側面もある。また、予選会には「慣れ」も必要だろうと思う。「予選会的走り」、それには経験がものを言うことがある。13年ぶりで予選会に登場した早稲田は、全日本大学駅伝予選会同様、「予選会的走り」に慣れていないのが明らかだった。
(陸上自衛隊立川駐屯地・市街地・昭和記念公園)
1位 東京国際大学 10時間47分29秒
2位 神奈川大学 10時間50分55秒
3位 日本体育大学 10時間51分09
4位 明治大学 10時間51分42秒
5位 創価大学 10時間51分43秒
6位 筑波大学 10時間53分18秒
7位 日本大学 10時間54分29秒
8位 国士館大学 10時間55分21秒
9位 早稲田大学 10時間55分26秒
10位 中央大学 10時間56分46秒
<個人成績>
1着 レダマ・キサイサ(桜美林大)61分01秒
2着 ライモン・ヴィンセント(国士館)61分37秒
3着 イエゴン・ヴィンセント・キベット(東京国際大)62分23秒
4着 チャールズ・ドゥング(日大)62分33秒
5着 伊藤達彦(東京国際大)62分34秒
6着 荻久保寛也(城西大)63分12秒
7着 米満 怜(創価大)63分19秒
8着 ジェームズ・ブヌカ(駿河台大)63分26秒
9着 手嶋杏丞(明大)63分28秒
10着 ボニフェス・ムルア(山梨学院)63分38秒
11着 長谷川修(専大)63分51秒
16着 太田智樹(スポ科4・浜松日体)63分58秒
44着 井川龍人(スポ科1・九州学院)64分50秒
60着 鈴木創士(スポ科1・浜松日体)65分05秒
63着 千明龍之佑(スポ科2・農大二高)65分10秒
85着 遠藤宏夢(商4・國學院久我山)65分27秒
103着 吉田 匠(スポ科3・洛南高)65分41秒
115着 山口賢助(文2・鶴丸高)65分56秒
118着 太田直希(スポ科2・浜松日体)65分59秒
160着 三上多聞(商4・早実)66分33秒
172着 尼子風斗(スポ科4・鎌倉学園)66分45秒
223着 向井悠介(スポ科2・小豆島中央)67分27秒
256着 宍倉健浩(スポ科3・早実)68分11秒
(左)覚悟のの坊主頭、孤軍奮闘のキャプテンも中盤以降に課題を残した。平均ペースで無難な走りを見せた井川。ただ、エース候補だけに、一線級と戦うためには、さらなるスピードアップと積極性が要求される。
鈴木(左)と千明
遠藤(左)と吉田
山口(左)と太田直
三上
尼子
向井
宍倉