今日の四字熟語は、一喜一憂、一進一退だろう。
一喜は、三上多聞の63分台突入の大奮闘、そして、初のハーフを65分で上がった山口賢助の大健闘だろう。
一憂は、箱根エントリーメンバーがいずれも65分台にとどまったことだ。箱根組が走るからには、もう63分台は最低の条件と言ってもいい。
一進一退は、三上多聞、遠藤宏夢、伊澤優人が、進んでは退き、退いては進むレースを繰り返していることだ。最上級生になる来シーズンこそ、一喜一憂しないよう、一喜一進、二喜二進とステップアップしていってほしい。
(扉の写真は17キロを通過する三上。後方に青山学院の鈴木塁人の姿が)
1着 相澤 晃(東洋大)61分45秒
2着 中村大聖(駒大)61分51秒
3着 伊藤達彦(東京国際大)61分52秒
4着 土方英和(國學院大)62分02秒
5着 浦野雄平(國學院大)62分14秒
6着 松尾淳之介(東海大)62分24秒
7着 山下一貴(駒大)62分38秒
8着 岩佐壱誠(帝京大)62分39秒
30着 三上多聞(商3・早実)63分46秒(自己新)
90着 山口賢助(文1・鶴丸高)65分02秒(自己新)
103着 吉田 匠(スポ科2・洛南高)65分13秒
107着 向井悠介(スポ科1・小豆島中央)65分17秒
124着 太田直樹(スポ科1・浜松日体)65分24秒(自己新)
148着 遠藤宏夢(商3・國學院久我山)65分42秒
155着 伊澤優人(社学3・東海大浦安)65分45秒
287着 佐藤晧星(人科1・幕張総合)67分15秒(自己新)
300着 黒田 賢(スポ科2・早実)67分26秒(自己新)
433着 河合陽平(スポ科1・時習館)69分11秒(自己新)
507着 茂原將悟(法1・高崎高)70分06秒
594着 茂木凛平(スポ科1・早実)72分09秒
三上の積極性と、これまでに見られなかった粘り強い走りが好記録を生んだ。
青梅の中盤で「タレた」反省からか、山口は後半追うレースをして、好結果につなげた。
負傷明けの吉田は、前半慎重になりすぎ、後半激しく追い上げたものの平凡な記録に終わった。