森田将平が、関東インカレの標準記録突破を狙って、高校以来となる3000mSCに挑戦(扉の写真)。A標準(9分08秒)には届かなかったものの、B標準(9分18秒)を楽にクリアして、出場権を獲得した。すでにA標準を保持する吉田匠、大木皓大とともに、関東インカレには、昨年同様3選手で臨むことになる。初エンジを背負う森田が、8分台の記録を持つ選手たちにどこまで食い下がれるか楽しみだ。また、駅伝シーズンこそ結果を出せなかった半澤黎斗だが、トラックの1500mでは順調にきている。飯島陸斗との「斗斗コンビ」にも注目だ。インターハイで44秒台をたたき出したラストの切れが出るか!
●一般男子1500m
<2組>
1着 大澤智樹(創価大)3分49秒10
2着 石川佳樹(拓大)3分50秒52
3着 半澤黎斗(スポ科2・学法石川)3分51秒04
11着 齋藤雅英(スポ科4・國學院久我山)3分59秒64
飯島陸斗(スポ科4・緑岡高)がペースメーカーを務めた1500m、(左の写真)1000mを通過した半澤(前)と齋藤。インカレチャンピオン齋藤の輝きがなかなか戻ってこない。(右の写真)ホームストレート、拓大・石川を猛然と追い込む半澤。
●一般男子3000mSC
1着 森田将平(スポ科3・修道高)9分11秒07
2着 富田峻平(明大)9分11秒91
3着 岡田和大(明大)9分12秒95
残り2周で先頭に立ち、明大2選手を一気に引き離した森田。ラスト100mで、一杯になりながらも逃げ切った。
●一般男子5000m
<2組>
1着 河田太一平(法大)14分36秒35
2着 佐藤敏也(法大)14分37秒65
3着 太田智樹(スポ科4・浜松日体)14分37秒66
6着 真柄光佑(スポ科4・西武文理)14分47秒55
太田は調整のレース。4組では、ペースメーカーを務めた。
故障明けの真柄は、2本目の記録と合わせて、29分31秒。関東インカレの準備は整った。
<4組>
1着 星 岳(帝京大)14分04秒23
2着 島貫温大(帝京大)14分10秒84
3着 佐藤敏也(法大)14分15秒15
4着 小指卓也(スポ科1・学法石川)14分15秒77
9着 新迫志希(スポ科4・世羅高)14分41秒15
12着 真柄光佑(スポ科4・西武文理)14分44秒23(2本目)
14着 宍倉健浩(スポ科3・早実)14分50秒87
小指は、中盤以降、徐々に追い上げる落ち着いた走りで、好記録。
シーズン初戦の新迫(前)と2戦目の宍倉。2選手とも全日本大学駅伝予選会をベストの状態で臨めるか。宍倉の調子が上がってこないのは心配だ。