第31回上尾ハーフマラソン(11月18日)

風もなく、暑からず寒からず、記録の出やすいコンディションだっただけに、2、3選手は62分台で走ってほしかった。しかし、5選手が63分台の自己新を出し、全体としてはまずまずの結果だったといえるだろう。

とくに終盤じりじりと追い上げて、29着に飛び込んだ真柄光佑の復帰は明るい材料だ。そして、伊澤優人の63分台は、ラストチャンスで箱根行きのチケットをもぎ取ったといえる。さすが「瀬戸際に強い男(と、私が勝手に呼んでいる)」だ。また、小澤直人は、終盤まで清水歓太に肉薄する走りで、距離不安を払拭した(ただし、血豆ができたため、ラスト1キロから伸びず)。

一方で、全日本(伊勢)組の遠藤宏夢、宍倉健浩、太田直希、半澤黎斗が振るわなかったのは、一息入れた段階とはいえ、懸念材料だ。ここから、箱根までに完調の選手が10人そろうのか。正念場はこれからだ。

●ハーフ大学生男子
1着 ライモイ・ヴィンセント(国士館)61分19秒(大会新)
2着 中山 顕(中大)61分32秒
3着 ワークナー・デレセ(拓大)61分50秒
4着 金子元気(城西大)62分16秒
5着 星 岳(帝京大)62分17秒
6着 中島怜利(東海大)62分22秒
7着 坂口竜平(東海大)62分29秒
8着 小森稜太(帝京大)62分31秒
9着 小林海斗(駒大)62分38秒
10着 馬場祐輔(帝京大)62分53秒
20着 清水歓太(スポ科4・群馬中央中等)63分28秒


29着 真柄光佑(スポ科3・西武文理)63分39秒(自己新)
32着 千明龍之佑(スポ科1・農大二高)63分40秒(自己新)


33着 小澤直人(スポ科4・草津東)63分42秒(自己新)


38着 伊澤優人(社学3・東海大浦安)63分47秒(自己新)

44着 吉田 匠(スポ科2・洛南高)63分52秒(自己新)


52着 新迫志希(スポ科3・世羅高)64分03秒(自己新)


103着 三上多聞(商3・早実)64分57秒(自己新)


132着 宍倉健浩(スポ科2・早実)65分22秒(自己新)

150着 太田直希(スポ科1・浜松日体)65分38秒(自己新)

226着 半澤黎斗(スポ科1・学法石川)66分53秒(自己新)


252着 遠藤宏夢(商3・國學院久我山)67分30秒

337着 車田 颯(スポ科4・学法石川)69分27秒

2018-11-19