長距離陣にとって、1500mの記録会に出場する機会はそう多くない。だから、単にスピード練習としてではなく、自分のスピード値を確認する意味で、記録を狙うことも大事だろう。ルーキーたちにとっては、大学初の経験でもあり、それぞれの思いを胸に、気迫のこもったレースを見せてくれた。
●1500m
<4組>
1着 中谷圭佑(日清食品グループ)4分05秒97
2着 粟江倫太郎(三浦学苑高)4分06秒30
3着 山口彰太(足利二中)4分07秒80
11着 辻本活哉(人科2・早大摂稜)4分13秒90(自己新)
<6組>
1着 矢野圭吾(日清食品グループ)4分03秒56
2着 古田尚太郎(早大同好会)4分03秒59
3着 柴田太尊(麗澤大)4分04秒94
6着 住吉宙樹(政経2・早大学院)4分05秒77(自己新)
14着 茂原將吾(法1・高崎高)4分10秒79(自己新)
住吉(左)と茂原。
<7組>
1着 寺本 豊(鹿屋体育大)3分52秒81
2着 荒幡寛人(東京理大)3分54秒43
3着 畔柳隼弥(ラフィネ)3分56秒97
16着 黒田 賢(スポ科2・早実)4分10秒26
故障明けの黒田は、まだ動きが重かった。
<8組>
1着 矢野圭吾(日清食品グループ)3分58秒12(注:日清の選手は1レースおきに3レース出場)
2着 西田 稜(政経4・早大学院)3分59秒15
3着 伊澤優人(社学3・東海大浦安)3分59秒77(自己新)
5着 室伏祐吾(商1・早実)4分00秒43(自己新)
7着 茂木凛平(スポ科1・早実)4分02秒65(自己新)
15着 河合陽平(スポ科1・時習館)4分08秒93(自己新)
伊澤(後ろ)の猛追を振り切ってゴールに向かう西田。スローと見るや、480mで、まず伊澤が飛び出し、すぐに西田が追い越し、800mからはマッチレースを展開した。西田は自己記録に1秒ちょっと届かず。
ラストで追い上げた室伏(後ろ)の走りも光った。
茂木(左)と河合。
<9組>
1着 佐藤駿也(平成国際大)3分58秒12
2着 山口賢助(文1・鶴丸高)3分58秒82(自己新)
3着 原田 響(札幌学院大)3分59秒23
5着 三上多聞(商3・早実)3分59秒67
10着 向井悠介(スポ科1・小豆島中央)4分03秒81
4月22日の5000mでは向井の後塵を拝したが、1500mは4分切りで、向井に大きく先着。
三上(左)と向井。
<10組>
1着 眞田 翼(中大)3分51秒68
2着 佐久間秀穂(明大)3分52秒33
3着 名合治紀(明大)3分53秒30
5着 小澤直人(スポ科4・草津東)3分55秒31
小澤は<11組>だと勘違いし、席を外したら、レースが終わっていた(失礼しました)。西田(左)と。