真柄光佑が充実のシーズンインを迎えている。4月21日の日体大で、10000mの自己記録を更新したばかりだが、さらに、今回、5000mで自己記録を書き換えた。まだまだ記録が伸びそうな勢いがうかがえる。
(扉の写真=渕田が2000mまで、ペースメーカーとなって、早大3選手を引っ張る)
●3000mSC
<3組>
1着 青木涼真(法大)8分46秒75
2着 田村丈哉(帝京大)8分54秒54
3着 荻野太成(神大)9分01秒06
7着 大木皓太(スポ科3・成田高)9分14秒22
青木涼真を筆頭に、関東インカレではライバルになる他校選手との対決が注目された。と同時に9分切りを期待したが、結果はやや不安の残るものだった。「記録も狙っていたが、(関東インカレに向けて)練習の疲労が残っていたかもしれない」(駒野コーチ)。関東インカレでの巻き返しを!
●5000m
<2組>
1着 真柄光佑(スポ科3・西武文理)14分19秒29(自己新)
2着 増田 空(帝京大)14分25秒12
3着 遠藤宏夢(商3・國學院久我山)14分29秒40
5着 吉田 匠(スポ科2・洛南高)14分35秒73
DNF 渕田拓臣(スポ科2・桂高)
真柄が3100mで先頭に立ってペースを上げると、誰もつけず、そのまま独走して自己新。自信と確信に満ちた「走りっぷり」だった。
日体大の失敗は繰り返さない! 気迫のこもった走りで吉田を競り落とした遠藤。自己記録には、惜しくも及ばなかった。
例によって、強気のレース運びをした吉田。終始、遠藤(右)と競り合っていたが、終盤、突き放された。3000nSCとの連戦で、疲労が心配だ。
<3組>
1着 横井裕仁(帝京大)14分11秒78
2着 大森太楽(中大)14分11秒80
3着 岡原仁志(法大)14分17秒00
5着 太田直希(スポ科1・浜松日体)14分23秒28
DNF 宍倉健浩(スポ科2・早実)
宍倉のペースメークのあと、2200mからは、帝京大の選手が集団でレースを引っ張った。太田はペースアップの対応に遅れ、先頭集団から離れたものの、大きく落ちることなく粘り切った。