所用のため、やっと間に合ったのが、女子10000m競歩の終盤。2連覇を狙った溝口友己歩だが、千葉県立保健医療大の吉住友希とは30mほどの差がついていて、最後まで差は詰まらなかった。女子10000mには、堀明日香が出場。オリンピックではないが、4年かかって、ようやくつかんだ、最初にして最後のエンジ、そして、初めての10000mに挑んだ。
●女子10000m競歩
1着 吉住友希(千葉保険医療大)46分21秒11
2着 溝口友己歩(スポ科2・長野東)46分44秒10
3着 熊谷菜美(国士舘)47分03秒35
(レースを途中からしか見ていないが)結果として、3月に行われた日本学生20キロ(兼ユニバーシアード代表選手選考会)の順位どおりとなっていた。ルーキーのときとは見違えるほど身体が鍛えられ、たくましく見えた溝口だが、やはり吉住の力が上だった。
●女子10000m
1着 関谷夏希(大東大)33分12秒05
2着 出水田眞紀(立大)33分12秒16
3着 細田あい(日体大)33分13秒29
33着 堀明日香(スポ科4・世羅高)37分14秒16
(写真左)堀は中盤以降、東海大・久保倉実里と一進一退の攻防を繰り広げたが、最後は押し切った。右の写真は5200m過ぎ、先頭集団に飲み込まれる久保倉と堀(37が1着の関谷、その後ろ、2着の出水田)。屁理屈のようだが、2度の周回遅れが、それぞれ刺激になって、ペースをあまり落とさずにすんだのではないか。そんな印象のレースだった。
●男子3000mSC予選(5着+2)
<1組>
6着 大木皓太(スポ科2・成田高)8分58秒23(予選通過)
9着 渕田拓臣(スポ科1・桂高)9分15秒65(予選落ち)
<2組>
7着 吉田 匠(スポ科1・洛南高)9分02秒48(予選落ち)