大会初日、流れが悪いというか、ケチのつき始めというか、谷口耕一郎が出場した1500m予選2組はスタート機器の故障で、スタートを3度やり直し。400mでは、優勝候補筆頭の加藤修也が予選欠場。4×100mリレーは予選失格。そんないやな流れを10000mでも断ち切れなかった。結果、得点は0。厳しいスタートとなった。(於:日産スタジアム)
●男子10000m決勝
1着 パトリック・M・ワンブイ(日大)28分21秒65
2着 ドミニク・ニャイロ(山梨学院)28分23秒90
3着 塩尻和也(順大)28分35秒44
4着 坂口裕之(明大)28分40秒13
5着 坂東悠汰(法大)28分44秒87
6着 栃木 渡(順大)28分45秒80
7着 山本修二(東洋大)28分50秒64
8着 松尾淳之介(東海大)29分02秒96
9着 太田智樹(スポ科2・浜松日体)29分17秒37(自己新)
16着 安井雄一(スポ科4・市立船橋)29分32秒63
27着 藤原滋記(スポ科4・西脇工業)30分24秒39
3300mで9人の先頭集団から遅れたが、なんとか粘って自己新。
4000mからは、第2集団にもついていけなくなった安井。それでも終盤は粘り腰をみせた。
スタートから動きに精彩を欠き、終始後方のまま、「太田に周回遅れ」をからくもまぬかれラスト1周に。
このレースで、28分台に突入した坂口裕之、山本修二を含めて、14人が28分台の記録を持っている中で、早大の3選手は29分台。考えようによっては、順当な結果だともいえるが、スピード不足は明らか。課題も明確。
●男子1500m予選
<2組>
8着 谷口耕一郎(スポ科4・福大大濠)3分51秒82(予選落ち)
予選通過は自己記録の更新が最低の条件だった谷口は800mで2番手につけ、「これしかない」というレースをしたが、及ばなかった。