堀明日香のラストランに、三重の花をそえるべく1、2、3年女子長距離選手「少数総動員」となった年末恒例の女子長距離競技会。ただ、古賀清華、田貝理紗が明らかに上昇気流に乗っていただけに、結果はやや寂しいものだった。(扉写真は秦七菜子マネと堀。そして、後輩たち右から、古賀、田貝、山本)
●3000m
<5組>
1着 福田幸来(藤村女子高)10分07秒07
2着 眞野優花(御殿場陸協)10分07秒68
3着 奈良橋真菜(市立船橋)10分17秒66
40着 山本 梓(教2・早実)11分27秒54
レースのブランク長く、ここから走る体づくりを!
●5000m
<1組>
1着 吉野珠梨(玉川大)17分16秒76
2着 立石祐子(グラスルーツAC)17分17秒56
3着 上本歩実(日女体大)17分19秒49
7着 田貝理紗(文構1・専大松戸)17分34秒21
19着 堀明日香(スポ科4・世羅高)18分07秒47
前半ペースの上げ下げの多いレースに消耗したか、田貝は、後半ペースが落ちても上げられなかった。この距離にも慣れ、次走の30秒切りは楽に達成するだろうと思わせる走りではあった。
「自己ワースト」(本人談)でゴールする堀。こういう終わり方もあるのだろう。4年間、ご苦労さまでした。
<2組>
1着 久保田みずき(神大)16分41秒12
2着 久保田かえで(國學院大)16分41秒72
3着 石﨑千滉(埼玉医大AC)16分45秒66
26着 古賀清華(文構3・筑紫女学園)17分24秒14
2000mまで、400m80秒を切るペースが続くも、懸命についていた古賀。一度落ちたペースが3000m過ぎにまた上がるとついていけなかった。関東インカレで戦うためには、まず、このペースを克服していくしかない。来年に期待しよう。