3日目に行われた、10000m競歩には、すでに20キロ競歩のリオ五輪日本代表を決めている松永大介(東洋大)が、3000m障害には、代表を狙える位置にいる塩尻和也(順大)が出場し、高橋和生、大木皓太はそれぞれ胸を借り、現時点でオリンピック代表レベルとの差をイメージできるいい機会となった(はずだ)。
朝から20℃を超える厳しい条件で、自己新をマークした高橋はゴール後に倒れ込み、しばらく起き上がれないほどの完全燃焼だった。また、大木は他校の経験豊富な4年生を相手に、2着争いを演じ、結果は5着に終わったが、表彰台を狙ったレースぶりは新人離れしていた。
明日は、この入賞の流れを表彰台の高みにまで届かせるのが、平和真キャプテン、井戸浩貴、佐藤淳の4年生はじめ上級生のミッションとなった。インポッシブルなわけはない。 走れ! 早稲田魂。
●男子10000m競歩
1着 松永大介(東洋大)38分16秒76(日本学生新記録)
2着 及川文隆(東洋大)40分03秒67
3着 野田明宏(明大)40分22秒86
6着 高橋和生(社科2・花巻北高)41分21秒16(自己新)
(右の写真)松永はさすが次元の違うウォークで、出場全選手を1周以上の周回遅れにして圧勝! 日本学生新記録を樹立した。高橋は6200mで、追いつかれ、周回遅れにされる(写真は6300mすぎ)。
●男子3000mSC決勝
1着 塩尻和也(順大)8分37秒84
2着 石橋安孝(東海大)8分48秒86
3着 中野 光(大東文化)8分50秒32
4着 小山祐平(山梨学院)8分52秒30
5着 大木皓太(スポ科1・成田高)8分53秒70(自己新)
ラスト2周で、大木が2位に上がったが、石橋、中野に逆襲される。写真左は、ラスト300mの3着争い(前から中野、大木、小山)。