第242回日体大長距離競技会(12月6日)

今年の最終戦となる健志台は、自己記録更新を狙う最後の舞台でもあった。そのチャンスをものにしたのは鈴木皐平と谷口耕太郎のふたりだけだった。とくに谷口は7000mまで30分30秒を切るペースでレースを進め、大幅な自己記録更新が期待された。しかし、終盤は足が止まり、惜しいor悔しい「自己新」となった。

(扉の写真は、前・鈴木と河合の時習館コンビ)

●男子10000m
<6組>
1位 米 奎亮(関東学院大)30分22秒20
2位 近藤 勇(専大)30分23秒03
3位 熊谷 光(東京国際大)30分24秒70
34位 徳留 駿(法4・早大本庄)32分35秒94

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序盤から動きが鈍く、3600mで集団から脱落していった徳留の「健志台さよならラン」は不本意な結果に終わったが、4年間、お疲れさまでした。

<7組>
1位 山下侑哉(サンベルクス)30分20秒12
2位 亀田陽平(中央学院大)30分23秒94
3位 矢場丈拓(中央学院大)30分25秒42
20位 藤澤怜欧(スポ科3・多摩高)30分55秒18
28位 鈴木皐平(教1・時習館)31分18秒55(自己新)
31位 河合祐哉(スポ科1・時習館)31分52秒99

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久しぶりに自己新ペースで積極的なレースを進めた藤澤だが、終盤もちこたえららず、惜しくも自己記録(46秒22)更新ならず。

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前回、河合から大きく遅れた鈴木は逆襲して、自己記録をわずかながら更新した。

kawa

今回の河合には粘り強さが影をひそめた。

<8組>
1位 オセイ・ダニエル(日体大)30分00秒94
2位 荒井智博(重川材木店)30分02秒82
3位 濱登貴也(東京国際大)30分03秒36
33位 谷口耕一郎(スポ科1・福大大濠)30分41秒53(自己新)

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谷口は30分そこそこのペースによくつき、30分30秒は楽に切れる勢いだったが、7000mを過ぎると、苦しくなった。

<9組>
1位 小澤直人(草津東高)29分40秒88

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スポーツ推薦での入学が決まった小澤の安定感ある大きな走りは目を引いた。

<11組>
1位 大山雄生(東京農大)29分30秒71
2位 荒井大輝(東京国際大)29分34秒07
3位 小林 巧(東海大)29分35秒16
27位 浅川倖生(スポ科2・西脇工業)29分56秒98

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8000mから落ちて行ったとはいえ、なんとか29分台に踏みとどまった浅川は、ここが出発点だ。

2014-12-06