関東インカレは国立競技場での2日間を終了。長距離陣はまさかの総崩れで、得点はゼロだった。
初日の1500m予選で工藤、浅川が予選落ちした悪い流れを引きずったのか、2日目の3000mSC予選でも、鈴木が最下位、工藤がブービーと見せ場のないまま予選落ち。
さらに、10000m決勝は、出場した山本、武田、志方の3選手すべてが周回遅れにされるという屈辱のレースになった。
調子の上がらなかった選手、走り込み不足だった選手も、この大会には合わせてくるだろうと期待したが、結果は、ふがいなき惨敗。次週、日産スタジアムで行われる後半戦(5000m、ハーフマラソン)の巻き返しを祈るしかない。
●男子10000m決勝(19日)
1位 エノック・オムワンバ(山梨学院)28分15秒80
2位 ダニエル・ムイバ・キトニー(日大)28分21秒30
3位 設楽悠太(東洋大)28分31秒14
4位 服部翔太(日体大)28分36秒03
5位 設楽啓太(東洋大)28分40秒44
6位 大六野秀畝(明大)28分41秒10
7位 西池和人(法大)28分59秒35
8位 矢野圭吾(日体大)29分00秒02
23位 山本修平(スポ科3・時習館)29分48秒61
25位 武田凜太郎(スポ科1・早実)29分58秒61
30位 志方文典(スポ科4・西脇工業)30分32秒85
先頭集団についていた山本は4300mから遅れはじめ、後方集団に飲み込まれる。終盤は足が止まり、下がる一方だった。
中盤までは早いペースに食い下がっていた武田も、3000mすぎから遅れていった。
2400mで置いていかれた志方は苦しいレースになった(写真はゴール)。
●3000mSC予選(19日)
<1組>
1位 出口 遼(中大)9分04秒96
16位 鈴木洋平(スポ科1・宇和島西)9分51秒26
大きく遅れ最下位に沈んだ鈴木。
<2組>
1位 津田修也(筑波大)8分57秒16
15位 工藤晧平(スポ科4・熊本工業)9分33秒41
最後方からのレースになり、一人拾うのがやっとだった。
●1500m予選(18日)
<1組>
1位 鈴木優人(青山学院)3分51秒02
14位 工藤晧平(スポ科4・熊本工業)4分07秒14
工藤が引っ張ったのは750mまで、800mでペースが上がると、大きく引き離された。
<2組>
1位 エノック・オムワンバ(山梨学院)3分49秒95
11位 浅川倖生(スポ科1・西脇工業)3分59秒02
浅川も1000mから遅れ、不本意な関カレデビューとなった。