関東インカレ最終日最終レースとして行われたマイルリレーは、早大チームが27年ぶりの優勝で有終の美を飾った。4×100mリレーとの2冠は、なんと71年ぶりだ。注目の男子5000mは、大迫が記録より勝負にこだわった冷静なレース運びで、快勝。日本選手権に向けて大きな弾みとなった。
●男子5000m決勝
1位 大迫 傑(スポ科3・佐久長聖)13分47秒44
2位 エノック・オムワンバ(山梨学院)13分48秒84
3位 服部翔太(日体大)13分49秒33
4位 横手 健(明大)13分51秒97
5位 ダニエル・ムンバ・キトニー(日大)13分56秒99
6位 早川 翼(東海大)13分57秒15
7位 菊地賢人(明大)13分58秒02
8位 村澤明伸(東海大)13分58秒60
14位 平賀翔太(基幹理工4・佐久長聖)14分08秒38
19位 佐々木寛文(スポ科4・佐久長聖)14分21秒24
4200mから先頭に立つ大迫。上位争いはダニエル、大迫、服部、横手、エノック(右から)の5人に絞られた。
計算どおりにレースを運び、会心のガッツポーズ。
先頭グループから遅れたものの、入賞を狙える位置で前を追う平賀。終盤伸び切れなかった。
佐々木は苦しみながらも粘り強く走る。
●二部・三部5000m決勝
伊藤和麻(早大大学院)14分28秒12
伊藤は積極的なレースで、最後は落ちてきた駒大・油布郁人と競り合って3部の大会新でゴール。
●男子4×400継走
1位 早大(牧野武・竹下裕希・浦野晃弘・野澤啓佑)3分08秒64
3走・浦野がリードを広げ、アンカー野澤に。
好調、野澤が法大のエース岸本鷹幸の追走をしのぎ、ばんざいゴール。
実に27年ぶりの優勝だが、4×100mとの2冠となると、遥か歴史のかなた71年ぶり!
最終日に3種目優勝など得点を積み上げた早大は総合2位に浮上した。
女子200mは、蔭山愛(右)と紫村仁美がワンツーフィニッシュ。ふたりの活躍で女子は超少数ながら、総合5位に。紫村の2冠が光った。