上尾では箱根を目指す選手たちが走り、一方で、これから箱根を目指す選手、ラストランになるかもしれない選手たちが、こちらは寒風のなか、健志台のグラウンドを駆け抜けていた。比較的早い組で走った中村駿介が自己記録を大幅に更新した(最終的に、早大選手のなかで、本日のBESTタイム)ほか、半数の選手が自己新をマークして、元気なところを見せてくれた。
●男子5000m
<22組>
1位 照井翔太(専大)14分55秒84
2位 堀田将純(藤枝明誠高)14分59秒94
3位 斉藤秀人(北海道教育大)15分01秒53
29位 田澤範樹(スポ科4・磐城高)15分40秒79
動きが重く、いいレースはできなかったが、最後の健志台グラウンドを懐かしむように走る田澤。
<24組>
1位 竹山直宏(國學院久我山)14分58秒79
2位 上田誠斗(中大陸上同好会)15分01秒03
3位 高橋 叶(國學院久我山)15分01秒72
5位 鳥山 賢(教1・岡山城東)15分03秒13
16位 中山幸治(文化構想1・関東学院)15分13秒09(自己新)
鳥山は、中盤までスローペースになったレースを慎重に入ったため、14分台はならなかった。
鳥山とは対照的に、前半積極的な走りを見せた中山。後半の粘りが出てくれば14分台は目の前だ。
<26組>
1位 湊谷春紀(秋田工業)14分43秒92
2位 清水歓太(中央中等教育学校)14分44秒09
3位 松井将器(東工大)14分46秒16
4位 中村駿介(社学1・岡崎城西)14分46秒85(自己新)
前を行く東工大・松井とは久しぶりに会った中学時代のライバルだったようで、これも刺激になったか、中村は好記録を出した。それにしても、東工大に14分50秒を切る1年生がいるとは、驚きだ!
<28組>
1位 木内勇貴(専大)14分42秒24
2位 小島義之(國學院大)14分43秒50
3位 渡辺拓巳(明成高)14分44秒22
6位 関口直人(商3・浦和高)14分49秒94(自己新)
30位 内田皓大(教4・早実)15分16秒68
健志台で久しぶりに見た関口の力走。これをきっかけにさらに上昇してほしいもの。
内田もラストではさすがのスパートを見せた。
<32組>女子5000m
1位 キャロライン・ニャカグゥア(TOTO)15分35秒35
2位 石橋麻衣(デンソー)15分35秒49
3位 小倉久美(四国電力)15分35秒90
20位 天児芽実(スポ科4・新潟第一)16分11秒23
天児が15分台を出したのを知らなかったので、ほぼベストではないかと思っていた。失礼!
<33組>
1位 小林 稜(CREST)14分36秒73
2位 齋藤雄太郎(CREST)14分38秒02
3位 吉澤雄喜(白鴎大足利高)14分38秒33
13位 山田侑矢(スポ科2・伊勢高)14分46秒86(自己新)
20位 小林 快(人科2・秋田工業)14分52秒54(自己新)
上位に食らいつき自己ベストの山田(中央)、3600mでペースが上がると、小林(左)は下がったものの、走りには最後まで気迫がこもっていた。
<34組>
1位 森 夏樹(専大)14分29秒62
2位 駒井滉平(専大)14分33秒38
3位 菊地聡之(岩倉高)14分35秒58
21位 藤澤怜欧(スポ科1・多摩高)15分06秒02
ダイナミックな走りの藤澤。矢澤曜の後継者と呼ばれる1浪ルーキーの健志台デビュー。