第91回関東学生陸上競技対校選手権大会第一日目は5月12日、国立競技場で開催された。まずは、フィールドでディーン元気が81m54の大会新で優勝。序盤スローペースで進んだ女子10000mは、天児芽実が優勝した篠塚麻衣(中大)を終始ピタリとマーク。中盤のペースアップにも動じないすばらしい走りを見せ、女子初となる堂々の3位入賞を果たした。また、女子砲丸投げでは、神保恵理が3位入賞と気を吐いた。
●女子10000m
1位 篠塚麻衣(中大)34分08秒45
2位 田山絵里(大東大)34分08秒56
3位 天児芽実(スポ科4・新潟第一)34分12秒79
スローペースにじれたか4800mで先頭に並ぶ天児。中央が中央の篠塚。
8800mを通過、この3人が表彰台に。
バックストレートで篠塚、田山が抜け出したが、天児はホームストレートで白滝(日大)、渡邉(大東大)との激烈な3位争いに勝つ!
昨年芽を出した力がとうとう実った!
●男子やり投げ
1位 ディーン元気(スポ科3・市尼崎高)81m54
跳べ、飛べ元気。
2投目に80m超えを果たすと3投目以降はパスして楽勝。これで3大会連続80m台をマーク。
●女子砲丸投げ
3位 神保恵理(スポ科4・相模原高)14m04
<第23回ゴールデンゲームズinのべおか>5月12日(延岡市西階陸上競技場)
●男子10000m
1位 マーティン・マサシ(スズキ浜松AC)27分56秒87
2位 大迫 傑(スポ科3・佐久長聖)27分56秒94(自己新・ロンドン五輪B標準28分05秒突破)
3位 窪田 忍(駒大)28分07秒01
A標準(27分45秒)を狙って出場した大迫は、Aには届かなかったものの27分台に突入する自己新で、ライバルの窪田や竹澤健介、柏崎竜二、高橋優太、深津卓也、石川卓哉といった実業団の強豪選手を抑えて、マサシとほとんど同着の2位に!