3人の4年生が最後の記録会に臨んだなか、中距離から転向した内田皓大がわずかに14分台に届かなかったものの自己新をマーク。また、2週前に自己記録を更新した中村駿介と山田侑矢がさらに記録を短縮し、完全に成長軌道に乗ってきた。早い組には、シーズンオフとなった中距離選手が5000mに挑戦。多くの選手が自己記録をマークしたが、やはり「距離の壁」に苦しんだ。なかでは、吉田貴洋が終始上位をキープ、好タイムを出して気を吐いた。
●男子5000m
<12組>
1位 碓井涼太(長野日大高)15分23秒18
2位 杉原啓佑(学習院大)15分23秒32
3位 吉田貴洋(スポ科1・田辺高)15分25秒30
25位 池山謙太(スポ科1・長岡大手高)15分55秒23
27位 出口 翔(スポ科1・開成高)15分57秒00
35位 伊澤賢人(スポ科1・栃木高)16分10秒68
40位 田中 言(スポ科1・早実)16分20秒26
44位 田波康太(スポ科1・早大本庄)17分02秒30
<13組>
1位 大兼俊貴(東京理科大)15分22秒00
2位 口野武史(富士通)15分22秒98
3位 横田真人(富士通)15分23秒40
21位 亀田卓志(基幹理工2・栃木高)15分46秒31
(なお、メモリーカードをカメラに入れてくるのを忘れ、この2組写真撮れず。ボケ!)
<20組>
1位 宮澤 元(中越高)15分01秒01
2位 川崎黎哉(作新学院)15分02秒11
3位 皮籠石翼(白鴎大足利高)15分03秒41
33位 田澤範樹(スポ科4・磐城高)15分25秒42
最後の健志台とあって、序盤から積極的にレースを引っ張った田澤。
<21組>
1位 西澤洋務(茅野市陸協)14分47秒41
2位 細川翔太郎(大町高)14分47秒97
3位 湯澤 舜(東海大三高)14分48秒33
31位 福井創一(スポ科1・北野高)15分29秒25
2600mからペースが上がると遅れはじめた福井。
<24組>
1位 合田佳功(NTT東京)14分41秒14
2位 渡辺 光(新庄地区陸協)14分50秒06
3位 新島英虎(國學院久我山)14分50秒06
15位 内田皓大(教4・早実)15分00秒85(自己新)
内田は、14分台にわずか届かなかったが、最後のレースで自己新。
<26組>
1位 難波美彰(亜大)14分39秒96
2位 花田太一(秋田工)14分43秒77
3位 伊藤雅一(中京高)14分44秒21
9位 藤澤怜欧(スポ科1・多摩高)14分47秒95
自己記録まではまだ遠いが、徐々に力を取り戻しつつある藤澤。
<28組>
1位 駒形英也(高田自衛隊)14分42秒67
2位 木甲斐優太(青山学院)14分43秒45
3位 下山哲史(平成国際大)14分45秒64
9位 鳥山 賢(教1・岡山城東)14分50秒52(自己新)
24位 小林季生(人科1・佐久長聖)15分13秒99(自己新)
小気味のいい走りで、先頭集団に食らいつき、わずかながら自己記録を更新した。
積極的なレースを進めた小林。終盤粘れず、3400mから落ちていった。
<32組>
1位 西山 令(山梨学院附高)14分28秒70
2位 鈴木 邑(国士舘大)14分34秒06
3位 住 柔(新潟大)14分34秒49
6位 中村駿介(社学1・岡崎城西)14分38秒55
21位 関口直人(商2・浦和高)14分53秒79
27位 高瀬和人(人科4・星章高)14分58秒62
中村の勢いは止まらない。終盤は一時10位前後にまで下がったが、ラスト1周のバックストレートから猛烈に追い上げ、またまた自己記録を大きく更新。
やや出入りの激しいレースをして消耗したか、関口は後半に課題を残した。
最後の粘りを見せた高瀬はぎりぎり14分台でゴールに飛び込んだ。
<33組>
1位 櫻井亮太(国士舘大)14分30秒83
2位 渡辺季雄(亜大)14分33秒21
3位 中川大誠(田村高)14分33秒66
14位 山田侑矢(スポ科2・伊勢高)14分41秒01
気温は7℃を切り、雨も強くなったため、前半は各選手自重気味で、スローな展開になった。3800mからペースが上がり、山田はやや下ったもののなんとか粘り(コンディションを考えれば)価値のある自己新。