日体大の2日目、5000mには17人が出場。記録を伸ばせない選手が多かったなかで、自己記録を大幅に更新した岡田健志の粘り強い走りが光った。同じ組を走った徳留駿も最後の1周まで岡田の前を走り、ベスト確実だと思われた。しかし、突然のアクシデント?で棄権。悔やまれるレースとなった。
●男子5000m
<15組>
1位 久保勇介(東農大)14分45秒81
2位 岡 純平(山梨学院)14分48秒11
3位 高畑 駿(亜大)14分48秒50
17位 澤田拓朗(早大)15分05秒00
23着 関口直人(早大)15分13秒85
ここをステップに澤田の復調が待たれる。
関口は昨年の動きにまだ遠い。早く復調してほしいひとりだ。
<16組>
1位 渡辺 光(新庄・最上チーム)14分36秒36
2位 渡辺大貴(佐渡高)14分42秒52
3位 服部直也(奈良産業大)14分43秒46
30位 山田明幸(早大)15分37秒95
日体大初登場の山田、最後の直線。
<17組>
1位 鳥海将史(創価大)14分47秒86
2位 北川昌宏(札幌学院)14分47秒93
3位 小園友大(國學院大)14分49秒65
8位 神田一貴(早大)14分53秒52
中団で落ち着いてレースを進めた神田は後半追い上げ、上位に食い込んだ。
<18組>
1位 草彅あずさ(東農大)16分58秒87
2位 吉田菜摘(松蔭大)17分05秒87
3位 松村厚子(創価大)17分09秒02
6位 横山由佳(早大)17分17秒62
10位 納谷 恵(早大)17分35秒73
横山(前)と納谷は一進一退のレースを繰り広げた。最後は、納谷が失速。
<19組>
1位 会津恭子(四国電力)16分19秒35
2位 黒澤莉楠(玉川大)16分20秒07
3位 山本陽菜(愛知電機)16分20秒83
6位 天児芽実(早大)16分30秒94
自己記録更新かと思われた天児。終盤、伸びきれなかった。
<21組>
1位 西川琢麻(創価大)14分45秒32
2位 石川史康(創価大)14分47秒89
3位 木田 歩(日体大)14分48秒37
20位 神澤雄一(早大)15分01秒82
後方からのレースになった神澤は中位まで上がるのがいっぱいだった。
<22組>
1位 中澤 翔(新潟医療福祉大)14分37秒39
2位 宮越大輔(大東文化大同好会)14分37秒92
3位 吉本駿亮(亜大)14分38秒34
21位 山田侑矢(早大)14分51秒32(自己新)
自分のペースを守り、粘り強く走る山田。
後半、がまんのレースとなった星。
小林は自己ベストに迫る走りを見せた。
3000mのペースアップから苦しくなった岡野。
レース序盤でつまずき、後半まで持ちこたえられなかった高瀬。
<25組>
1位 冨岡 司(東洋大)14分10秒37
2位 伊藤和麻(千葉陸協)14分10秒70
3位 渡辺良太(創価大)14分14秒00
20位 岡田健志(早大)14分34秒24(自己新)
25位 高橋広夢(早大)15分22秒13
徳留 駿(早大)DNF
じりじりと前を追い上げ、笑顔でゴールする岡田。
高橋は1400mから、突然失速してしまった。
4600mまで、14分30秒台ペースで進んでいた徳留は無念のリタイア。
この組を終始引っ張ったOB・伊藤和麻(先頭)の勢いが止まらない。また、自己新。
<26組>
1位 長谷川裕介(エスビー食品)13分38秒70
2位 高橋優太(エスビー食品)13分44秒31
3位 ジョセフ・オンサリゴ(創造学園大)13分47秒19
4位 竹澤健介(エスビー食品)13分52秒16
岡崎達郎(早大)DNF
岡崎は3000mで足に違和感を覚えたのか棄権。竹澤(岡崎の後ろ)もまだ復調途上だ。