トライアルinいせさき(7月23日)

大迫傑にとっては、ユニバーシアードに向けての、他の選手にとっては、夏合宿に向けての調整を兼ねたスピード確認のレースという位置づけには違いない。しかし、一方で、早大と東洋大の対校戦を思わせる組み合わせが観客の興味を引いて、スタンドは盛り上がった(伊勢崎市営陸上競技場)。

●男子3000m
<7組>
1位 山岸宏貴(上武大)8分15秒27
2位 今井憲久(東洋大)8分15秒74
3位 安永 陽(早大)8分19秒27(自己新)
4位 高久 龍(東洋大)8分20秒78
5位 木田貴大(東洋大)8分21秒62
6位 田口大貴(早大)8分21秒76(自己新)
7位 佐々木寛文(早大)8分24秒15
8位 西澤由浩(東洋大)8分32秒61
9位 徳留 駿(早大)8分38秒25
10位 川原卓也(東洋大)8分39秒32
11位 相原将仁(早大)8分45秒26
12位 萩原 涼(早大)8分58秒62

2000m5分29秒のラップで、ペースメーカーが抜けると佐々木が先頭に立つ(前から佐々木、高久、今井、安永、山岸)。しかし、2200mで東洋大のルーキー・高久、今井が飛び出すと、佐々木はついていけず、大きく後退。代わって安永が上がっていったが、残り1周で、5000m13分台を持つ今井と上武大・山岸が抜け出し、一騎打ちに。安永は持ち味のラストこそ炸裂しなかったものの、粘り強い走りを見せた。

田口は序盤、積極的にレースを進めたが、1600mから先頭集団に離され始めた(前から、山岸、田口、安永)。

徳留は相原とともに1000mから先頭につけなくなった。

スタート直後からまったく動けなかった萩原(左)がちょっと心配だ。相原も1000m以降、徐々に下がっていき、不本意な結果に。今回の写真は、なぜかすべてピンボケだった。こちらも不本意な結果に。

?

<8組>
1位 大迫 傑(早大)8分05秒70(自己新)
2位 市川孝徳(東洋大)8分11秒41
3位 宇野博之(東洋大)8分11秒53
4位 志方文典(早大)8分13秒09(自己新)
5位 設楽啓太(東洋大)8分14秒65
6位 定方俊樹(東洋大)8分16秒86
7位 平賀翔太(早大)8分18秒29

大迫独走のゴール。1000m2分39秒、2000m5分21秒と刻み、7分台が期待された。しかし、27℃、湿度70%のコンディションが最後にこたえた。

序盤、東洋大・市川(4)につく平賀と志方。

2011-07-24