第211回日体大長距離競技会(10月23日)

●10000m
<6組>
1位 岡本孝平(明大)29分36秒70
2位 松岡竜也(城西大)29分37秒28
3位 大串顕史(早大)29分38秒43(自己新)
5位 安永 陽(早大)29分39秒86

21位 亀山翔平(早大)30分01秒06(自己新)
28位 相原将仁(早大)30分24秒84(自己新)
30位 柴田聖也(早大)30分27秒13

400m72秒の坦々としたペースで進められた前半、亀山、柴田、そして相原が先団、安永、大串は後方からのレースになった。

前半いい動きだった相原。5000mをすぎると右わき腹を押さえる動作を見せ、6000mでペースが上がると、大きく置いていかれた。

中盤まで満を持していた大串は6000mでペースが上がると、流れに乗るように上がっていき、9400mで3番手に押し上げ、自己新。

好調を伝えられていた安永は、キレのある走りが戻ってきた。

柴田は7000mまで、3、4番手で粘っていたが、終盤失速。ラスト150mで相原にも捉えられた。10000mのレース経験のなさが最後に響いたか?

<9組>
1位 ビダン・カロキ(ヱスビー食品)27分53秒52
2位 ジョンウンフェ(韓国)28分23秒62
3位 柏原竜二(東洋大)28分24秒92
4位 野口拓也(日体大)28分25秒27

柏原が調整のため、走るという報道だったが、レースになれば火がつくという感じの走りで、野口、渡邊和也(四国電力)らのゆさぶりにも動じるところなく、やはり「凄い!」というフィニッシュだった。東洋勢は、田中貴章、渡邊公志が28分台で走り、さすがの強さを見せた。

ラスト100m、野口を突き放す柏原。

2010-10-23