●大学生男子ハーフ
力的には「手ごろ」なメンバーがそろい、早大勢の入賞が期待された。と、同時に前半のラップが、63分を切るペースを踏んでいたため、好記録も予想された。しかし、スタート時、12.5℃だった気温が上がりつづけ、さすがに後半ペースが落ちた。猪俣は終始トップ集団の後ろにつけ、上位進出の機会をうかがっていたが、終盤、展開がバラけると、落ちてきた選手を拾うのが精一杯だった。それでも、自己記録を更新して堂々の入賞。来期に期待を抱かせた。
1位 井上翔太(駒 大)63分11秒 2位 川上遼平(東洋大)63分13秒 3位 五十嵐祐太(専大)63分15秒 4位 中村亮太(帝京大)63分16秒 5位 飯田明徳(駒 大)63分17秒 6位 小林光二(中央学院)63分17秒 7位 猪俣英希(早 大)63分24秒(自己新)
20位 前田悠貴(早 大)64分20秒(自己新) 50位 高野寛基(早 大)65分10秒
102位 萩原 涼(早 大)66分00秒(自己新) 113位 西城裕堯(早 大)66分14秒(自己新) 153位 市川宗一朗(早大)66分50秒(自己新) 195位 中島賢士(早 大)67分35秒 350位 神澤雄一(早 大)71分28秒 452位 安永 陽(早 大)75分15秒
猪俣は、前半からトップ集団を追いつづけ、自己記録を更新した。
ラスト200、日大・堂本尚寛を振り切ろうとする前田。
高野のペースは最後まで上がらなかった。
15.2キロを法大・神山祐太、日大・吉田貴大とせりながら上る萩原。
中団で5キロを通過する西城。
市川には粘りがでてきた。安定した走りをみせた。
中島は苦戦。序盤いい位置にいたが、信じられないほど失速した。
無事是名馬。神澤には、日々是進歩を。
スタートから、自分のペースをつかみきれない様子の安永。