<特別編>
江里口匡史100mで77年ぶりの快挙!
今日行われた男子100m決勝で、江里口が10秒62(向かい風3.4m)で快勝。この種目で4連覇を達成した。100mの4連覇は、昭和8年(1933)、あの「暁の超特急」吉岡隆徳(文理大=現筑波大)以来、77年ぶりという快挙だった。なお、女子100mでは、高橋萌木子(平成国際大)が、史上初の4連覇を果たした。
表彰台では、冷静な江里口と好対照に、2位の草野誓也(順大)と3位の川面聡大(中大)のほうが喜びを爆発させていた。
●3000mSC
<予選第1組>
1位 棟方雄己(中 大)9分03秒15
2位 赤染 健(東海大)9分03秒94
3位 木村哲也(大経大)9分04秒33
6位 工藤皓平(早 大)9分10秒33
1組目を終わった段階では、工藤本人も予選通過は厳しいと思っていたようだが、決勝進出12人の12番目でかろうじて決勝に駒を進めることができた。
3周目までは、工藤がレースを引っぱった。
工藤は、苦しい表情で最後の水濠障害を越えてからも、あきらめず前を追いつづけ、結果、決勝進出につながった。