●10000M
<2組> 1位 ベナード・ワイエル(仙台育英)29分26秒64 2位 服部 勇馬(仙台育英)29分38秒21 3位 末山 貴文(法 大)29分38秒35 7位 市川宗一朗(早 大)30分06秒40 17位 田中 鴻佑(早 大)30分56秒94(洛南高)
仙台育英・服部を追う市川(5050m)。6500m過ぎに、振り切られたが、積極的なレースで安定感のある走りを見せた(後ろは、専大・瀬崎裕次)。
7100m、関東学院・竹内季之と競り合う田中。
二人、ともに自己新で、にっこり。
<4組> 1位 後藤田健介(駒 大)29分37秒34 2位 相原征帆(青山学院)29分42秒47 3位 荻野皓平(國學院大)29分44秒53
16位 前田悠貴(早 大)30分18秒07 26位 高野寛基(早 大)31分59秒68
高野は序盤こそ上位で走っていたが、3600mで後退していくと、ずるずる下がり、最下位でゴール。気負いすぎか、力みが目立ち、後半はバランスの悪い動きになってしまった。立て直してくることを期待しよう。
スローペースにたまらず、5000mで前田がトップに立つ。
<5組> 「胸のすくような」というフレーズは、このようなレースに修飾されるのだろう。400m、65秒というハイペースで先頭に立ったコスマスは、その後も、ほぼ68秒のラップを刻んでいく。5000mを14分21秒で通過。早大勢は誰一人脱落することなく、コスマスにくらいつく。全員28分台の期待がかかったが、さすがに、中盤過ぎからは、志方、佐々木を除いて遅れていった。後半、志方のレース振りが圧巻だった。コスマスのペースが落ちそうになると、自分から動いてペースを上げさせ、それでも上がらないとみるや、9000mで一気にスパート。コスマスを突き放し、「いとも簡単に」28分台をたたき出した。
1位 志方 文典(早 大)28分38秒46 (自己新) 2位 オンディバ・コスマス(山梨学院)28分46秒54 3位 久我 和弥(駒 大)29分03秒04 5位 佐々木寛文(早 大)29分11秒06(自己新) 8位 中島 賢士(早 大)29分25秒77 10位 平賀 翔太(早大)29分40秒58 11位 猪俣 英希(早大)29分49秒43(自己新)
グラウンドを沸かせた志方、コスマスのデッドヒート。
コスマスを突き放してラストスパート。後方は周回遅れの猪俣。
佐々木は28分台も見えた自己新。
トヨタ自動車・野口功太(7位)に食い下がる中島(後ろは9位、山梨学院・松枝翔)
安定した走りをつづけていた平賀もハイペースが応えたのか、終盤粘れなかった。
好調を伝えられた猪俣は、中盤見せ場をつくったものの、速い流れに乗れなかった。それでも、自己記録は更新。