<5月16日>
●1500M決勝 1位 ギタウ・ダニエル(日大)3分44秒18 2位 菊池敦郎(順大)3分50秒21 3位 大石港与(中大)3分50秒82 11位 八木勇樹(早大)3分58秒09(予選1組4位 3分59秒28)
ダニエルがいきなり飛び出す。日本人選手が自重するなか、八木が果敢に追走した。しかし、それも400Mまで。駒大・高林に追いつかれたあとは、徐々に順位を下げ、かろうじて最下位争いを「制し」11位でゴール。八木は六大学で好記録を出し、表彰台を期待されたが、滑り出しの気合いがアダとなった。
岡崎達郎(予選2組11位 3分59秒04)と卯木研也(予選1組11位 4分02秒83)は予選で敗退した。
残り1周、渡辺光(順大10位)が追いすがる。
●女子1500M決勝
1位 廣川征耶(玉川大)4分30秒51 2位 石川賀世子(順大)4分30秒53 3位 渡辺美保(中大)4分32秒85 9位 天児芽実(早大)4分36秒72(予選2組 5位 4分35秒05=自己新)
<5月17日>
●3000mSC予選 <1組> 1位 松本 葵(山梨学院)8分57秒75 2位 棟方雄己(中大)8分57秒14 3位 赤染 健(東海大)9分00秒14 9位 萩原 涼(早大)9分17秒36 13位 神内隆年(早大)9分24秒70
ゆったりしたペースで、萩原が中盤までレースを引っぱった。
神内は後方のまま、いいところなく終わった。
<2組> 1位 菊池敦郎(順大)9分00秒14 2位 岩本雄樹(駒大)9分00秒35 3位 大谷康太(山梨学院)9分00秒38 9位 田澤範樹(早大)9分09秒29
中盤まで好位で粘っていた田澤も2000Mから後退。
●10000M決勝 1位 ギタウ・ダニエル(日大)28分39秒94 2位 柏原竜二(東洋大)28分44秒97 3位 松本昂大(明大)28分45秒10 13位 矢澤 曜(早大)29分52秒92 17位 平賀翔太(早大)30分23秒59 26位 三田裕介(早大)32分04秒09
気温20.4℃、湿度86%、風速は3.4Mながら、ときどき突風に吹きさらされる厳しいコンディション。こういうときには、「たくましい」選手のみが生き残れる。昨年ほどのハイペースにはならなかったが、一人旅になったダニエルを、最後は、柏原・松本がデッドヒートを演じながら、差をつめていくという好レースになった。しかし、早大勢は見せ場もないままに終わった。
好位につけていたが矢澤だが、3000M以降は粘れず、石川(ゼッケン1 明大5位)に大きく引き離された。深津(ゼッケン20 駒大16位)も精彩を欠いた。
平賀は中位から、少しずつ遅れはじめ、8500Mでは周回遅れに。佐久長聖の同期生、千葉健太(駒大、14位)にも遅れをとった。
三田は1600Mで最後方、4500Mで周回遅れと、まったく動けなかった。