●一般男子30キロ
気温が17℃まで上がるというコンディション。記録への期待は薄れたが、招待選手となった加藤が入船を破るという快走で、箱根のうっぷんを晴らした。高野は安定した走りで7位に食い込み、新シーズンに向けて幸先のよいスタートを切ったといえるだろう。昨年の箱根以降、苦しんできた神澤(陽)にも、持ち前の粘り強さがようやく戻ってきた。昨年まで箱根の2区を走っていた東洋大出身の黒崎が初出場で優勝。箱根で初優勝した母校の勢いをそのまま受け継いだかのような勝ちっぷりだった。
1位 黒崎拓克(コニカミノルタ)1時間32分50秒 2位 梅木蔵雄(中国電力)1時間33分38秒 3位 加藤創大(早 大)1時間33分52秒 4位 入船 敏(カネボウ)1時間34分17秒
7位 高野寛基(早 大)1時間35分55秒 8位 神澤陽一(早 大)1時間36分56秒 14位 猪俣英希(早 大)1時時間38分50秒 16位 安永 陽(早 大)1時間39分46秒 18位 福島啓太郎(早大)1時間39分47秒 22位 亀山翔平(早 大)1時間40分58秒 24位 北爪貴志(早 大)1時間41分50秒 37位 神澤雄一(早 大)1時間45分46秒 39位 中島賢士(早 大)1時間45分54秒
20キロ手前を通過する神澤(左の写真)には復活の兆しが。猪俣は20キロまで押さえ気味だったのがひびき、終盤追い上げたもののベスト10には届かなかった。
安永(左)も粘り強い走りで20キロすぎから追い上げた。右は亀山。
北爪(右)は前半から流れに乗れなかった。福島、20キロから反撃!
神澤雄一も25キロまでは拾うレースができたが、終盤伸びず。
10キロ手前を19位で通過した中島(左)だったが、後半じりじりと順位を下げ、いいところがなかった(中・福島、右・猪股)。