●ハーフマラソン(大学生男子)
気温が20℃を超え、条件が悪かったとはいえ、記録的に物足りない結果となった。レースは落ち着いたペースで進み、終始先頭集団にいた平賀が終盤抜け出して楽勝。2位以下の上位は、中大、日大勢が占めた。早大勢は、神澤がかろうじて64分台をマークしたが、ほかの選手は振るわず、箱根のメンバー選考を難しくした。唯一の光明は後方集団にいた井上がジリジリと追い上げ、先行していた八木に最後まで食い下がったことだろう。一方、「第二の蘆塚」を目指した福島は、昨年同様、アクシデントにより完走するだけの結果になった。
3?地点に向かう先頭集団。八木、平賀は好位置をキープ。
1位 平賀翔太(早大)63分44秒 2位 棟方雄己(中大)63分58秒 3位 山本庸平(中大)64分02秒 4位 丸林祐樹(日大)64分05秒 5位 堂本尚寛(日大)64分26秒 6位 水越智哉(中大)64分28秒 7位 山崎大直(日大)64分31秒 8位 松枝翔(山梨学院)64分36秒
15位 神澤陽一(早大)64分57秒 61位 八木勇樹(早大)66分09秒 70位 井上太郎(早大)66分22秒 自己新 84位 猪俣英希(早大)66分39秒 87位 高原聖典(早大)66分44秒
141位 高野寛基(早大)67分35秒 165位 西城裕尭(早大)67分58秒 332位 市川宗一郎(早大)71分39秒 444位 福島啓太郎(早大)84分52秒
苦しい表情を一度も見せることなく、まったくの楽勝だった。
暑くなって神澤の本領が発揮された。8位入賞の松枝とは、21秒差。伊勢の6区では、45秒差あったから、記録的にもまずまずといえる。
後退してきた八木の後ろに取りつき粘る井上。真のエースになるために、八木には練習の力がレースにそのまま出せるように期待したい。
不本意な結果に終わった猪俣。残り1?を通過。
終盤に粘りを見せたが、高原は箱根までに間に合うのか?
期待された高野も苦しいレースになった。
写真上、西城。下、市川。ともに3km地点手前で。
競走部の出場選手にも結果にも載っていないが、これは畠山真弘では? 残り2kmを過ぎて左足が痙攣。歩いてしまった。
3?地点手前を通過する福島と井上。
アクシデント発生。残り1500Mで、自ら救護センターに向かう福島。