第12回日本学生ハーフマラソン(3月8日)

 過去11回の大会で、63分を切った選手は4名。記録の出にくいコースにもかかわらず、9位までが62分台というレベルの高いレースとなった。天候曇り、気温8℃、湿度52%、絶好のコンディションが後押ししたとはいえ、各校選手の力が拮抗し、全体に底上げされていることだけは確かだ。
 レースはジュグナ(第一工大)が飛び出し、スタートからハイぺースになった。
 これに積極的についていったのが、高野。「ペースが速く、最初からついていけなかった」と神澤(陽)がいうように、5キロ14分30秒の入りに、早大選手は、高野以外だれも先頭集団に食らいつけなかった。高野は最大の難所といわれる14キロからの上り坂を余裕をもって上っていたように見えた。しかし、上りきったあと、17キロから遅れはじめ、徐々に順位を落としていった。上位入賞のチャンスもあったが、結果は21位。それでも、今年の高野にはかなりの期待をしてよさそうだ。
1位 キラグ・ジュグナ(第一工大)62分24秒
2位 池田 宗司(駒 大)62分41秒
3位 星  創太(駒 大)62分47秒
4位 若松 儀裕(東洋大)62分47秒
5位 大西 智也(東洋大)62分51秒
6位 五ケ谷宏司(専 大)62分52秒
7位 五十嵐裕太(専 大)62分52秒
8位 伊藤 正樹(国士舘)62分53秒
9位 椎谷 智広(東農大)62分59秒
10位 小林光二(中央学院)63分02秒
21位 高野 寛基(早大)63分25秒
60位 中島 賢士(早大)64分41秒
113位 神澤 陽一(早大)65分38秒
133位 北爪 貴志(早大)65分58秒
157位 加藤 創大(早大)66分19秒
206位 亀山 翔平(早大)67分09秒
293位 安永  陽(早大)68分56秒
295位 神澤 雄一(早大)68分5715キロに向かう坂を余裕をもって上る高野。

15キロに向かう坂を余裕をもって上る高野。

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山梨学院・田口恭輔を追う中島(14.5キロ)。

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序盤で遅れをとった神澤(陽)は苦しいレースとなった。

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北爪はいい位置につけていたが、ペース上がらず。

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青梅快走の加藤は失速。青学・豊島と残り300での争い。

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亀山は自己新の走り(14.5キロ)

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5キロの給水ポイントでバランスを崩す安永。

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神澤(雄)は粘って自己記録(5キロ)。                                 

2009-03-11